東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS が新発売!

東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS が新発売!
東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS が新発売!
 

注目の新製品! 東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS が遂にリリース!

2023年2月24日のマルフェスONLINEで発表された新製品 東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS が発売され、オルガエアソフトでも販売を開始した。東京マルイのガスブロハンドガン G17シリーズと言えば、2006年に初めて発売されたGen3モデルの頃から確実な動作性と素直な弾道でサバイバルゲームにおいても定番中の定番。そのためサードパーティー製カスタムパーツも豊富で、ユーザー数の多さやカスタムパターンの多彩さにおいては他に類を見ないモデルである。

東京マルイ自身、G17への思い入れは並々ならぬものがあり、Gen3 → Gen4 → Gen5 MOS とモデルアップを続ける中でガスブロシステムも進化を遂げている。特に今回のアップデートについては目を見張る点が多く、素晴らしい内容となっているので詳しく見ていこう。

東京マルイ グロック

TOKYO MARUI G17 Gen5

 

一番の進化ポイントはブローバックエンジン

実銃におけるグロックG17 Gen5は、Gen3からGen4になった時と比べ機能面や外観の変更点が非常に多く、MOS(Modular Optic System)が登場したのもGen5からである(その後Gen4でもMOSモデルが登場した)。そのため 東京マルイ グロック G17 Gen5 においてもMOS機能の搭載に目がいくところではあるが、最も注目すべき点はリコイルエンジンの進化である。

通常、MOSの再現のために必然的にシリンダー容量は削られそうなものだが、今回のアップデートではむしろシリンダー容量をGen4よりも約20%アップしており、これまでの 東京マルイ グロック シリーズを凌ぐハードリコイルを実現している。

G17 Gen5 ブローバックエンジン

これまでのマルイ製G17ではスライドの内側にまずブリーチ(マルイパーツ名で言うところのピストン)があり、ブリーチに内包されるかたちでノズルシリンダーが収まっていた。しかし、Gen5ではブリーチの形状が大幅に見直され、ノズルシリンダーをスライド内に留めたりピストンカップを保持するなどの最低限の機能に抑えている。Gen5のブリーチに外殻的な要素はほとんどなさそうだ。結果的にノズルシリンダーはスライド内めいいっぱいまで拡大され、MOSで高さを削られても充分すぎるほどの容量を確保している。

ブリーチはハンマーを起こす役割などガス圧以外にも力のかかるパーツで、特に樹脂製スライドの国産ガスブロにおいてはスライド側のフレームとも言える存在だが、G17 Gen5ではスライド素材の強化やハンマー周りの設計も刷新されていることから、必要最低限のところまでそぎ落とした設計になっているようだ。そしてこれはスライド重量の軽量化にも繋がっている。また、シリンダーは後方に延長されロングストローク化も果たしている。

東京マルイ G17 Gen5 シリンダー

あらゆる手を尽くしてエンジンの強化が行われたのはやはり、スライドにドットサイトを搭載しても全く影響しない、力強いブローバックを実現するためだろう。実際に試射してみると、スライドは軽いはずなのにリコイルはズシッと重い。そしてブローバックの鋭さは、今まで筆者が触れてきたどのリキッドチャージ式ガスブロよりも鋭い。

 

驚くべき進化はハンマーブロックにも

マルイG17 Gen5の推しポイントはハンマーブロックにもある。この鋭いブローバックを実現しているのはリコイルエンジンの強化によるものだけではない。これまで幾度となく設計の改善が行われてきた 東京マルイ グロック だが、これまでほぼ手付かずであったハンマー周りもGen5では大きくメスが入っているのだ。

東京マルイ グロック G17 Gen5を試射しようとしてスライドを引いた時、引っ掛かりのないスムーズさに驚愕した。これまでのマルイグロックシリーズもスライドの動きはスムーズであったが、ブリーチがハンマーを超える時の抵抗が少なからず感じ取れていた。しかしGen5については、ハンマーが起きている状態では全くと言っていいほど抵抗がない。ハンマーを起こすとき以外、ブリーチに触れているのはトリガーバーくらいのもので、スライドにはハンマーの負荷が掛からないように設計されているのだ。

東京マルイ G17 Gen5 ハンマー

マルイのグロックには正円のハンマーローラーが用いられてきたが、Gen5では異形ローラーが採用されている。ただ、異形ローラーだけであればサードパーティー製パーツや海外製グロックでも既によく見られるもので、そんなに目新しいものではない。恐らく最大の改善点はシア周りで、ハンマーが起きてシアが掛かったあとのハンマーの戻り量が極めて少なく抑えられている。そしてそのことが異形ローラーの効果を最大限に活かしている。そのため、起きているハンマーがスライドにほぼ触れることなく、スムーズなブローバックを実現しているのだ。

この緻密な設計は、ブリーチを簡素化できたことにも大きく貢献しているポイントと言えそうだ。

東京マルイ G17 Gen5 ハンマーブロック

 

その他の特長

リコイルエンジンやハンマーブロックの進化以外にも 東京マルイ グロック G17 Gen5には特筆すべき “買い” ポイントが多数あるが、既に情報も多く出回っていることもあるし、オルガエアソフト的な視点でのオススメポイントに絞っていくつか紹介しよう。

まずはスライドの質感。高耐久カーボン入り樹脂で作られたスライドは表面の仕上げが大変素晴らしく、これまでのシボ加工スライドとはまるで別格。グレー寄りのカラーリングはフレームと見た目の相性が良く、近年の実銃グロックさながらの雰囲気だ。敢えていうならば、フレームのテカりがもう少し抑えられていれば…というところは否めないが、総合的に見れば外観の完成度は今までのグロックとは比較にならない。

東京マルイ グロック17

もう1つのポイントはマガジンだ。注入ノズルを隠せるようになったフロアプレートはグロックロゴのみが刻印され、フォロワーのオレンジカラーも憎い演出だが、やはり機能面におけるガス容量アップの恩恵は大きい。

ガス注入量が増えたのはシンプルに喜ばしいところであるが、それ以上にガスの気化スペースが大きくなったことで、ブローバックを更に安定させている。ホビーショーで公開された切断モデルを見る限り、ガスはマガジンの半分くらいまでで吹き返すように設計されており、今までの様にMAXまで注入しても初弾から充分なパワーを得られるだろう。マガジン単体で見てもこれは “買い” だ。

マルイ G17マガジン 2.0

肝心のMOSについては、同梱されるプレートを使用することでマルイのマイクロプロサイトが搭載可能。ここについてはメーカーとして純正対応のみとなるのは致し方ないところ。実サイトや実準拠のレプリカを搭載したい場合は、パーツを自作するかサードパーティーパーツの登場を待つしかないだろう。できればスペーサーを挟むことなく搭載したかったが…。

 

東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS の仕様

      全長:202mm
インナーバレル長:97mm
      重量:676g(空マガジン含む)
     装弾数:25+1発
  パワーソース:HFC134aHFO1234ze

東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS はオルガエアソフトでも販売中だ。既に多くのお問い合わせをいただいており、当店のみならず初回ロットについては他ショップ様でも売り切れ必至のモデルとなることは想像に難くない。この革新的なガスブログロックを、是非その手に取って頂きたい。

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